動物実験廃止・全国ネットワーク会員
合成洗剤追放全国推進本部
和田 博行 1999年8月筆
「動物実験は必要なのでは?」と考える前にぜひ、
動物実験の実態を知ってください。
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化粧品 ウサギは目に異物が入っても涙で洗い落とすことができません。痛くても泣き叫ぶ声がありません。その性質を利用して、ウサギの目の中に、化粧品、シャンプー、リンス等を注入し、目が炎症を起こし、ただれて腐っていく様子を調べる実験が行われています。(ドレーズテスト)
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たばこ たばこは、吸う人にも、回りの人にも悪影響を及ぼすという事実は、これまでに肺ガンで死んだ何十万という人々の疫学調査で判明しています。それなのになお、「有害の証明」のために動物実験が行われています。一方、たばこ産業はたばこの「有益性」の証明のための動物実験に励んでいます。
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文房具・おもちゃ 最近の「清潔」ブームのために、「抗菌剤」入りのおもちゃや、文房具、家庭用品などが大変流行っています。抗菌剤には当然毒性があり、そのために動物実験が行われます。 初めに行われるLD50(半数致死量)テストは、毒物を一群の動物に与えて、半数が死ぬ量を調べる実験です。麻酔は一切使われず、動物達は死ぬまで苦しみ続けます。しかも、LD50の数値は実験の条件によって非常なばらつきがあり、科学的な信頼度も低いとされています。 *単なる潔癖性のために動物を犠牲にしないよう、メーカーに求めましょう。*本来毒性のある抗菌剤などに依存せず、体の本来の抵抗力を強めましょう。写真:毒性試験で苦しむ犬。 |
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ストレス研究 健康な動物に、電気ショックを与え、水に溺れさせ、眠らせず、外傷を与える等の拷問によって不安や絶望を与える「実験的ストレスの研究」が今たいへん盛んです。しかし、それが私たちの生活のストレスからくる病気と何の関係があるのでしょうか?このような実験は、人工的に病気にさせられた動物と、長年の間のいろいろな要因で病気になった人間との間の、本質的な違いを無視しています。
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洗剤 台所洗剤を皮膚に塗り付けたら「安全」でしょうか?実験するまでもなく私たちはそれが危険であることを知っています。それなのに、新たな洗剤が開発される度に、ネズミやウサギの皮膚に洗剤を塗り付ける実験が行われています。現在、このような毒性試験には多くの「代替法」が研究されるるあります。培養した皮膚細胞を使って毒性試験を行えば、時間的にも短時間で、経済的にもずっと低コストで行うことができます。
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■学校 未だに多くの学校で、カエルやフナの解剖実習が行われています。生きたまま動物の体を切り刻み、バラバラにすることは、生命を単なる物質・機械として理解させようとするものです。けれども動物は人間と同じように痛みや感情をもつ生きものです。言葉を話さない動物たちへの思いやりは、弱い者を理解する心につながります。学校教育では、生きもの達の苦痛を理解し、生命の大切さを学ぶやさしい心の育成を第一に推進するべきです。
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こんな写真見れば辛いだけ、見ない方がましだと皆さん思うかもしれません。
でも、私達が目を背けていつものように生活している間にも、どんなにもがき、
叫ぼうと決して助けなど来るはずもない実験室で、動物たちは苦しみ続けている
のです。
また実際のところ 麻酔
を用いるのは、通常重要な外科手術の最初で、主として動物を静かにさせて
おくためだけでしかありません。
写真の説明 | 写真 | 証言 |
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カニューレ(管)を埋め込まれた十分に意識のある犬。ロンドン郊外の研究所で隠し撮りされた。 | ![]() |
動物実験から何かを学んだという優れた外科医を、私は一人として知らない( アベル・デジャルダン博士、パリ外科学会の会長) |
サルの頭蓋骨を開いて脳を取り出そうとしている。目の窪みに差し込まれた鋼
鉄の棒と舌を上あごに押し付けておく止め具のため、サルは身動き一つ出来ない。 |
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「外科医として、私はこれまできわめて多くの手術を行ってきたが、自分の知 識や技術は何一つとして動物実験に負っているものはない。動物実験が医学と治 療学の進歩に僅かでも貢献したなどと同業者が立証したら、論外のことと信じる 。」(チャールズ・クレイ医学博士−イギリスのマンチェスター医学会会長) |
ビーグルの子犬。少量の麻酔しかされずに、ケシロンに浸したガーゼを皮膚に当てられ、そこに火を付けて 焼かれた。 | ![]() |
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「犬の骨折や火傷が人間のものとは違うということは、誰もためらうことなく 認めている。」(ハーベイ・S・アレン医師、ション・L・ベル医師、シャーマ ン・W・デイ医師。イリノイ州。) | ||
この子犬は、ストレスの実験のために、下半身を繰り返しハンマーで打ち砕か れた。実験の期間は麻酔も何の手当てもされない。 | ![]() |
・・・悲惨なことは、心理学実験で死亡した数知れぬ動物たちが、残忍な死に 方をしただけだなく、無駄死にしたことである。(ドン・バニスター。ハイ・ロ イズ病院医学調査委員会外部科学班メンバー) |
チェーンスモーキングを強いられるサルとうさぎ。(106KB) | ![]() |
何百人もの研究者が何億ポンドもの金を使い、喫煙と肺ガンとの問題を三十年 以上も研究してきたが、この時期になってもほとんど進展はない。大量の資金と 労力は一つの研究組織を作り上げてしまったが、それはもはや独創的なものでは ない。使い古した道を巨人が無理矢理に通っているだけである(A・W・ボール 博士『ランセット』) |
アメリカ自然博物館で20年間行われていた実験。このネコは、両目をくり抜か れ脳固定装置にかけられて、生殖器に死ぬまで電気ショックを与えられた。 | ![]() |
動物実験で動物に与えるショックは、臨床面でのショックとまったく同一のも のとは言えない。後者の性質はわれわれにはわかっていないからである(アンガ ール博士、パリ) |
充分にに意識のあるラットの脳に、自らの精神異常の原因を探っている研究者。 | ![]() |
「動物実験学者は、病理学的傾向を持つ、道徳的に未発達の個人である。」哲 学者ヨハンネス・ウーデ |
研究者が笑いながら、これから行う実験に使うサルの脇の下を、ふざけてくすぐっている。しかしサルはおびえて泣き叫んでいる。 | ![]() |
ネッケル病院のニコル博士は、動物実験がいかに無益であるか述べた後に「私 が動物実験者に勧告したいのは、お互いを手術し合ったらどうかということだ。 」 |
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某大学敷地内。腹部に穴を開けられた山羊。 | |
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某大学敷地内。真夏の日が照りつける中、身動きが取れないようにパイプに囲まれ立ちつづける牛もいる。 |
写真
新泉社『現代の蛮行』より
『aboabo's home』より
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