化粧品のチェックポイント


日本では一部の成分しか表示されていません。

欧米諸国では、化粧品に使われている原料成分は全て表示されています。
全成分が表示されていれば、自分が使う化粧品がどんなもので出来ている
かよくわかります。そして納得いく原料と使い心地の化粧品で、自分らしい
メイクが楽しめます。
最近では「無添加化粧品」「スキンケア石けん」「美白化粧品」などの宣伝や有名タレントを使ったテレビ、雑誌、チラシなど莫大な費用を使って、過剰な宣伝をしています。私はこれを見るたびに高い宣伝代を消費者が払っているんだと思わずにはいられません。しかも、ほとんどの会社が成分をオープンにしていないばかりか表示指定成分すら公表しません。(通信販売の場合)
私が調べた範囲ではほとんどの会社の製品に指定成分が使われていました。これでは商品が手元にきて初めて指定成分が判ることになります。
また、最近では指定成分無添加で売り出している会社もありますが、全成分をオープンにはしていません。これでは何が入っているか判らない製品を使って行かなければなりません。
このように日本では消費者を含めて未成熟な市場であるといわざるを得ません。

いま重要なことは使用成分をオープンにすると言う事です。

2001年からは化粧品類に全成分を表示することが決定しました。しかしながら「指定成分表示」がなくなり、全成分の化学名だけが表示されたのでは、かえってわかりにくいことにもなりかねません。消費者が自ら化学物質の情報を手に入れ、もっと勉強していくことが求められるようになってきました。


全国の消費者センターへの被害情報の第1位は化粧品被害です(96年)

1.かゆみをともなって、あせものようにポツポツと赤くなる。
2.毛穴が炎症を起こし、ブツブツとニキビのような吹出物ができる。
3.日焼けのように、顔全体が赤く腫れ上がり全身に及ぶ場合もある。
4.赤いかぶれがやがてカサカサと乾燥し、黒くなり、シミのようになる。

年代別では20代が約50%と多く30代が24%でこの年代だけで70%以上です。
被害の92%は皮膚障害でした。

被害の化粧品種別として
1位「化粧品一般」2位「パーマネント液」3位「白髪染め」4位「クリーム」5位「化粧水」


指定成分をチェックしよう(指定成分は箱や容器の裏側に表示されています)

化粧品を選ぶときの基本
アレルギーを起こす成分と発ガン性の恐れのある成分を含んだものを避ける。
これは「指定成分」と呼ばれる厚生省が指定した102品目で表示が薬事法で義務づけられています。

特にアレルギーを起こしやすい物質(代表的なもの)

・染毛剤(パラフェニレンジアミン)
 ショック死などの激しいアレルギーを起こします。その他強い刺激、造血障害など。

・殺菌防腐剤(パラベン・パラオキシ安息香酸エステル)
 さまざまな化粧品に最も広く使われています。

・タール色素(赤色OOO号・青色OOO号とか各種)
 主に口紅ゃ化粧水などに使われています。

・油分(ラノリン)
 口紅・ファンデーション・アイライナーなど。

・香料(合成)
 アレルギーを起こす頻度がかなり高い物質です。
 幅広く化粧品に使用されています。
 指定成分に含まれていないのは、数十種から100種類程度の香料を組み合  わせて一つの香りを作っているため、物質名を特定して表記できないからで  す。 ただし表記義務がある為に表記されています。
 合成香料でも天然香料でも一律に香料と表記されていますので注意が必要 です。 使用するときは天然香料を選びましょう。

・界面活性剤(合成)
 ほとんどの化粧品に使われています。
 それ自身がアレルギーを起こす場合と、他の成分との相乗効果でアレルギーを発生 しやすくする場合があります。

・保湿剤(プロピレングリコール)
 クリーム、化粧水、ファンデーション、アイライナー等に使われています。

・その他、酸化防止剤や殺菌防腐剤、タール色素など発ガン性が疑われています。


これまで学習してきたように化粧品には数十種から数百種の成分が
合成または添加されて作られています。
あれもダメ、これもダメ、完全無添加と言う事になれば「水」だけにな
ってしまいます。水にもカルキや不純物が混入されています。
表示指定成分以外の成分にも有害物質が多くありますし
天然、自然の成分にもかぶれる方もまれに、いらっしゃいます。
従って大事なことは、
少なくとも指定成分や使用成分を確認して自分に合ったものを
選ぶことが大切だと思います。


そこで当会としてのチェックポイントをあげてみましょう。

1.全使用成分がオープンで良心的である事。

2.指定成分と合成香料を含まない事。

3.成分原料には動物・植物油脂及び天然原料が使用されている事。
  (鉱物石油系を含まない)

上記三点を基本に化粧品を選んで行きたいと思います。                    
              
本部事務局 和田 博行  1999年10月筆      参考資料 化粧品の正しい選び方

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