米国・ニューヨークの現状

アメリカ ニューク支部
八木支部長さんからの報告


2000.01.17
NYも非常に寒くなってきました。今日は最高気温マイナス3度、最低マイナス8度です。
今回は乾燥した唇へのリップクリームをレポートします。
私が買ったのはBurt's Bee Wax Lip Balmです。
日本語でいえば、バートオヤジのリップクリームにでもなりましょうか?

原料は以下のとおりです。
ココナッツオイル、ビーワックス(みつろう)、スウィートアーモンドオイル、
ラノリン、ペパーミントオイル、ビタミンE、
コンフリー(ヒレハリ草)の根のエキス、ローズマリー抽出物

みつろうというのは辞書によると・・・
みつろう(ミツバチが巣づくりに用いる;ろうそくの原料、光沢剤;昔は床などを磨いた)
・・・だそうです。

ラノリンは再び辞書によると・・・ラノリン(精製羊毛脂;軟膏・化粧品原料)・・です。

直径約2cm、高さ約1cmの円形のブリキの入れ物に入っていて、中身は0.3OZ(約7g)で、
値段は2ドルでした。

キャップをあけてにおってみるとかすかにペパーミントの香りがします。
くちびるにつけてみると少しだけスーっとするだけで、刺激は少ないです。

デザインもなかなかいいので、この冬私の唇の乾燥には、このLipBalmに任せました。

99.12.18.
さて、今回は私事ながら現在私が使用している固形せっけんシャンプーについて
レポートしようと思います。 


J.R .Liggett's Old-Fashioned Bar Shampooといいます。
ニューハンプシャーのブランドで、合成シャンプーがこの世に出る前の
Old New Einglandレシピに基づいてつくられているようです。
成分を見てみると以下のものが入っています。

オリーブオイル、ココナッツオイル、キャスターオイル(ひまし油)
ニューハンプシャーの天然水、苛性ソーダー、
エッセンシャルオイルなどの天然香料

もちろん、保存料や人工的なものは入っていません。
匂いをかぐと、いい香りがほのかにします。
大きさは4.7cmx6cmx2.7cm程で、重さは99gです。 
このサイズで24OZ.=約710mlのシャンプーに匹敵するようです。
値段はス―パーにチェックしにいきましたところ4.5ドルで、
写真にある木のケース付きで8ドルです。(税抜き)
その上、基本的にはリンスは必要無いのでとてもお買い得、そして
携帯性に優れています。 旅行などには重宝しそうです。

問題の泡立ち、使用感はどうでしょうか?
液体の石鹸シャンプーは使った事がありましたが、固形のは初めてなので
ちゃんと泡立つのかと思いましたがこのシャンプーは大丈夫でした。
頭にせっけんをのせて2,3回まわすと、市販のシャンプーに匹敵するほどモクモク泡が立ちます。 
そして普通にシャンプーするように洗うだけで何も特別なことはしません。
リンスを使わずとも、髪がごわごわになりきしむというような事はありませんでした。
このシャンプーの説明書きにも、合成シャンプーのように頭に本来ある油分を
すっかり取ってしまわず髪の汚れと余分な油分だけをとります、とうたっています。

というわけで、私はこのBarシャンプーを快適に毎回使用しています。
もし、ニューヨークに来られたらおみやげにでもいかがでしょうか。

99.11.25.
アメリカ人の食生活がどのようなものかと聞かれたら、何を思い浮かべるでしょうか?
ファーストフード、ピザ、ステーキをコーラをいっしょに食べている絵を思い浮かべる人もあろうと思います。
が、この10年程でアメリカ人は全体的により健康、そしてグルメ志向に
なったようです。 もちろん、アメリカの景気がいいのも影響していますが。 
少し例を挙げましょう。

以前に較べ、牛肉の摂取量が減り鶏肉をより食べる様になりました。
ファミリーレストランで出てくるようなうすくて酸っぱいコーヒー(日本で言う
アメリカンコーヒー)の消費量は格段に落ち、替わりにスターバックスに代表される
グルメコーヒー(値段は1.5〜2倍)が台頭してきました。
日本食である豆腐が健康食品としてアメリカで定着しました。 
大きいス-パ-ならTOFUを置いていない所はないといえましょう。

寿司が一般レベルまで普及しました。高級なSushiBarだけでなく、スーパーの
パック寿司まであります。(近頃ではミシガンの田舎の大スーパーでも買えます。)
とりわけ、カルフォルニアやニューヨークでは、ちょっと贅沢に外食をする時でも
ステーキハウスに行く替わりにSushiBarに行く場合も多数です。
あらゆる種類のビタミン剤、その他栄養剤を売る店が数多くあります。

特にニューヨークは健康や、安全な食品及び生活雑貨に対して、アメリカ国内でも最
も関心が高い街だといえるでしょう。
また少し例を挙げてみます。

中華やベトナム料理屋では料理にご飯がついてきますが、ほとんどの店で白米が玄
米かどちらか選べます。
スーパーのパック寿司で玄米の寿司まであります。
有機野菜、果物でつくる生ジュースのBarがいたる所であります。
栄養剤ストアーが乱立するだけでなく、有機食品、比較的安全なものばかりでそろ
えたスーパーもあります。 
多くのレストランがベジタリアンのためのメニューを豊富に設けています。
化学調味量(MSG)を使わないのはもちろん、安全な食材だけを出す店も多数あります。


http://www.msu.edu/user/yagiyozo/index.html
八木支部長のPageには、生活の知恵エッセイ、
雑記的エッセイ、留学していた土地についてのエッセイ、
Link集を用意してあり、ECO関連のPageも準備中です。


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