日本人を狂わせる5つの有害物質
資料 「あぶないコンビニ食」 より
「山田博士さんの説からの採用」

 3−(1)亜硝酸塩(発色剤)
   アレルギー、ぜんそくの方は必読!


アメリカの全米アレルギー感染症研究所が、次のような警告を出して

いる。「しおれたレタスや干しぶどうの変色を防ぐために、ビタミン剤など

といっしょに添加される化学物質に、
亜硝酸ナトリウムがある。

この亜硝酸ナトリウムのかかった野菜や果物を知らずに食べていると、

アレルギー体質を持つ人の中には、重症の気管支ぜんそくを発症する

者がでてくる
」つまりアンズとか干しブドウなどのドライフルーツを食べると、

アレルギーになっても知りませんよ、という警告なのだ。

これらのたべものはほとんどがアメリカなどからの輸入品です。

この亜硝酸塩は前頁で述べたソルビン酸が添加されていたハムや

ソーセージなどにたくさん使われている。


日本でアレルギーがどんどん増えているのも、これで理由が分かってくる。

医師の証言として
「亜硝酸ナトリウムはアレルゲンの一種です。

これが入ってくるとアレルギー患者の体内には、ある種のアレルゲンに

対して特異的に結合するレアゲン(抗体)という物質が形成されます。

そこに新たなアレルゲンが体外から入ってくると肥満細胞表面に固着した

レアゲンとアレルゲンとが結合反応を起こします。その反応が肥満細胞を

刺激して、ヒスタミンやロイコトリエンなどの喘息症状を引き起こすさまざま

な化学伝達物質を放出させるんですね。血管が拡張したり、白血球が

異常を起こしたり、筋肉が収縮したりして、気管支と気管支粘膜に病気が

出てしまうわけですよ。」


数年前、西ドイツの化学を専攻している大学教授が妻を殺害した。方法は

妻の食べるジャムに強力な発ガン物質を入れ、ジワジワと殺す方法で、

目的どおり妻は肝臓ガンを起こして死亡した。真相がバレて大学教授は

終身刑に処せられた。

このジャムに入れられた発ガン物質は、
強力な発ガン性をもつニトロソ

アミン
だった。

この物質は、
「亜硝酸塩」「アミン類」という二つの物質から作られる。

ギクッとした方もおられるでしょう。
この亜硝酸塩こそ、いま話している

亜硝酸ナトリウムそのものだからです。つまり、亜硝酸塩を含むものと

アミン類を含むものを一緒に食べれば、胃の中で
ニトロソアミンがつくら

れる。従って確実にガンになってしまうということです。
この亜硝酸塩は

硝酸塩からも作られるんだけど、これは土の中に多く含まれるから野菜に

多い。口の中に硝酸塩が入ると秒単位で「亜硝酸塩」に変身する。

でも、これらは自然からのもので、ある程度体に入っても仕方がないもの

でしょう。
問題なのは、人間が、いや企業が、人工的にわざわざ

この「亜硝酸塩」を食べ物に添加することだ。


なぜ、そんなことをするんだろう。

ハムやソーセージはきれいなピンク色をしているでしょう。

でも、肉は空気中に放置しておくと変色してしまう。

きたない色になったハムやソーセージでは売れないだろうという

メーカー側の勝手な考えで、この
亜硝酸塩が添加されている。

発色剤としてこの亜硝酸塩を肉に含ませると、アラ不思議、いつまで

たってもピンク色のままというわけなのだ。肉の色素と反応させてしま

うんだね。これじゃメーカーが喜ぶのも当然だろう。

この亜硝酸塩は、血管を拡張したり、血液中のヘモグロビンの鉄を酸化

させたり、血液の酸素運搬能力を低下させたり、血球を壊して、それが

血しょう中や尿に出て尿細管を閉じたりさせると言われている。


これだけでも大問題だし、先に述べたように
アレルギーの原因でもある

んだけど、それ以上に
発ガン物質のニトロソ化合物を作るという怖い

役割もしている。
ところで、先に述べたもう一つの相棒「アミン類」とは

何者なのだろう。

これは
タンパク質の成分でアミノ酸の一種のこと。つまり魚介類や

焼き魚、乾魚、塩魚、タバコ、コショウ、精神安定剤、鎮痛剤、

抗ヒスタミン剤、覚せい剤、農薬などに含まれている。
タバコや覚せい剤

などは論外だが、食べ物にふくまれているアミン類を避けることは

不可能に等しい。とくに
魚が問題なのだが、焼け焦げると第二級アミン

というたんぱく質をもつようになる。この
第二級アミンと亜硝酸塩がくっつ

いて、しかも胃の中のような酸性の状態の中にあるとき、とくに強力な

発ガン物質を作るというわけです。

従って、人工的に加えられた
「亜硝酸塩」を含むものを避けるしか、

私たちには方法がないといえるでしょう。

参考書籍 「危ないコンビニ食」より


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