石けんシャンプー・リンス
健康な髪のために
「朝シャン」
ブーム以後、抜け毛、枝毛、薄毛で悩む人が増えています。
このため、ひっそりとOOランスなどの植毛会社(カツラ会社?)に通ったり、
養毛剤をいろいろとためしている人が多くなりました。
これは、市販の合成シャンプーの成分である「ポリオキシエチレンラウリル硫酸塩」など、
合成界面活性剤のタンパク変性作用によるものといわれています。
髪の健康のためには、合成シャンプーをやめて石けんシャンプーに切り替えることを
「壮快」
などの健康雑誌や女性誌「non−no」
などでさえも薦めています。
石けんシャンプー&リンスの上手な使い方
1. フ゛ラッシング
髪についているフケやホコリ、また自然脱毛を取除くことにより、
シャンプーの泡立ちが良くなります。
2. 予洗い
頭皮、髪全体をお湯で充分に洗います。
予洗いにより汚れの50%は落ちるといわれています。
予洗いをするとシャンプーが馴染みやすくなります。
3. 洗髪
シャンプーを手にとってつけます。頭頂部に向けて指の腹でしっかり洗います。
2度洗いが理想的です。
*泡状ポンプ式の場合、1回押すと1gで15倍の泡になりますが、
液は普通のポンプ式(1回3g)の1/3
ですから、髪の長さにあわせて、
泡の消えない程度に押す回数を増やして下さい。← これ重要です!
4. すすぎ
たっぷりのお湯で充分に洗い流します。← これ重要です!
5. リンス
(リンスの仕方は2通り)
リンスを手に取り直接髪につける。または、洗面器7分目くらいのお湯の中に
適量のリンスを入れ、髪全体に行き渡るようにする。1分から2分待ちます。← これ重要です!
くしを通すと、髪全体にリンスが行き渡りサラサラになります。
6. すすぎ
たっぷりのお湯で充分に洗い流します。← これ重要です!
(リンスは髪をコーティングするわけではなく、中和させるためのものなので良く流して下さい。)
7. 保湿
パサパサ、ゴワゴワするという人は、リンスの使用量を多くする。
または、ピュアミストや椿油やナチュロンオイルを使用すると、しっとりつやのある
髪になります。
(それぞれの使用方は商品説明をご覧下さい)
8. タオルドライ
ナチュロンタオルでたたくようにして水分をとる。髪を痛めないために、
ブラッシングは乾燥してからにします。
Q&A
Q1. パックスナチュロンシャンプーとパックスオリーシャンプーは何が違うのですか?
ナチュロンシャンプーはオレイン酸の多いひまわり油から作られた石けんシャンプーです。オリーシャンプーはオリーブ油を主原料とし、じっくり熟成した石けんシャンプーです。 オリーブスクワランや髪にやさしい天然成分を配合し、洗髪中のきしみ感を和らげました。
Q2.
初めて石けんシャンプーを使って、髪がキシキシしたり、
ベトベトしたりするのですが、どうしてですか?
今までの合成シャンプーで、キューティクルが傷んだ髪の表面についている合成リンスやトリートメント剤が失われるためにおこる症状です。1ケ月から3ケ月するとだんだん直ってきます。また、石けんはアルカリ性のため、キューティクルが少し開きますのでキシキシ感じる時がありますが、酸性リンスですすぐとサラサラになります。シャンプーの量が少ないと(泡が消えてしまうぐらい)汚れがよく落ちずベタベタになったり、シャンプーをよくすすがないでリンスをすると石けん分が脂肪酸になってベタベタすることがあります。
Q3.
酸性リンス以外の市販のリンスが余っているのですが
石けんシャンプーに使用できますか?
市販のリンスは陽イオン界面活性剤が主成分で髪に残ります。石けんシャンプー用リンスは、石けんシャンプーで洗った髪がアルカリ性になったのを中和して弱酸性化するためのものですから、市販のリンスは使えません。
資料提供 太陽油脂