安全な食べ方


表示を見て、不安な添加物は防げても、少し不安な添加物や不安があるのか、安全なのかよくわからない添加物をどう防いだらよいのかを、安全な食べ方として考えてみることにします。

表示のある加工食品の場合


生中華めん、即席中華めん、スナックめん

[少しでも安全な食べ方]

1 ゆでこぼす。
2 カップめん(調味料、かやくとめんとが別々のもの)では、熱湯を入れ一分
  たったら、一度湯を捨て、調味料などを入れ、再び熱湯を注ぎ、二分くらい
  おいて食べる。

(理由)
ゆでこぼしや熱湯を捨てることで、かんすいやリン酸塩、その他の
添加物が半減します。


食パン、菓子パン

1 トーストにする

(理由)
不安といわれている臭素酸カリウムは加熱で減少するからです。

2 あんぱんを食べる

(理由)
不安があるといわれている保存料(ソルビン酸k)を使ったものがまず
ないからです。


ハム、ソーセージ

1 ハム、ソーセージを素材として使うときは湯どおしをしてから使う。

(理由)
炒めるものをする場合など、炒めることでは添加物は減りません。
さっと湯どおしをするだけで添加物は相当減ります。

2 ソーセージは表裏に包丁で切れ目を三本くらい入れて2〜3分くらいで
  ゆでる。

(理由)
ゆでることで保存料や発色剤など添加物は半分くらいに減ります。


チルドハンバーグ

  サーッと湯どおしして、手づくりソースをかけて食べる。

(理由)
湯どおしするだけで、不安なリン酸塩(Na)や保存料(ソルビン酸k)
などの添加物が減るものです。なお、チルドハンバーグを湯どおしできるの
かとお考えですが、できるのです。味もかえってよくなります。またソースを
つくるのが面倒な方は、ソースなしでもおいしく食べられます。


かまぼこ

一度湯どおしをする。

(理由)
添加物や塩分も減り、かえって味わいもよくなります。


つくだ煮

早く食べることと、保管温度に注意すること。

(理由)
つくだ煮は保存食というイメージがありますが、この頃はうす味がふ
え、減塩のものが多いので保存食ではなくなりました。


漬けもの

漬けものの漬け汁には添加物が多く含まれています。流し水で洗うと添加物が
減ります。


ふりかけ

あまり多くふりかけて食べないこと。

(理由)
ふりかけの添加物は除きようがありません。添加物の少ないものを選ぶ
かあまり多くかけないしか手がありません。


くん製品

あまり多く食べないようにし、肴は手づくりのものを食べるのが最高です。

(理由)
添加物の除きようがありません。またアルコール類と一緒だと添加物の
吸収が多くなります。


チーズ・マーガリン

製造後に生えるカビ、とくに青カビは食べない。

(理由)
チーズのカビは安全だという人がいますが、衛生上好ましくなく、食べない
こと。


ポテトチップ

一定量で食べるのをやめること。

(理由)
多食は塩分をとりすぎます。また、使っている油はコレステロールの不安と
関係するヤシ油、パーム油などが多い。


キャンディー

ダラダラ与えない、食べないこと。もし、なめるなら飴玉かドロップがよい。

(理由)
糖分を長時間歯と接触させることがむし歯のもとになります。その意味でも、
軟らかいキャラメルは歯につきやすいので、歯につかない飴玉やドロップのほうが
むし歯予防によい。


アイスクリーム

高価でも、添加物の少ない高級アイスクリームを食後のデザートとして食べること。

(理由)
添加物の除きようがありません。多食を防ぐ意味からも食後のデザート
程度がよい。


清涼飲料水

あまり多く飲まないようにする。

(理由)
糖分が多くまた添加物も多い。飲むのなら麦茶や牛乳とし、せめてジュース
くらいにとどめます。コーラ類はとくにリン酸塩や保存料、カフェインなどが多いので
子どもには飲ませないこと。


冷凍食品

1 なるべく手の加えられていないものを選び、自分で手を加えて食べること。

(理由)
手が加えられれば、加えられるほど添加物がふえるからです。

2 フライなどは揚げるとき二度揚げにする。

(理由)
冷凍は揚げても内部の温度があまり上がらず、細菌の一番繁殖しやすい
温度になります。冷凍の場合細菌は死なないで活動を停止しているだけです。
活動しだすといっそう活発になります。二度揚げで内部も殺菌温度に上がるから
です。


ベビーフード

1 手づくり離乳食を主体に忙しいとき、外出のときなどにうまく利用する。
(理由)
加工するとどうしても栄養分が逃げたり消えたりすることが多いからです。

2 食べ残しはもったいないようでも捨てる。
(理由)
ベビーフードは保存料を使っていないので、細菌が繁殖しやすいからです。


表示する義務のない食品の場合

野菜のモヤシなどは、買う段階ではリン酸につけたものかどうかは見分けがつきま
せん。そんなとき、料理の前に水でよく洗うこと。そうするとリン酸は落ちます。
しかし、ささがきしたきんぴら用のゴボウなどをリン酸につけたものは、リン酸が
しみこんでいて洗っても落ちません。この場合は、水にしばらくつけておくか、
湯がくかして落とします。
サツマイモを赤く化粧するのに使われたリン酸、レモン、グレープフルーツやバナナ
などの保存料(OPPやTBZ、イマザリル)は皮をむけば中まではほとんど浸透して
いませんので体内への侵入を防げます。


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